考察:狭間の地の歴史年表
年表の変更履歴
- 【ゴッドフレイのエルデの地の征服と追放】の時代を【ゴッドフレイの征服】と【ゴッドフレイの追放】の二つの時代に分離した
- 王都の建設時期を【黄金律の全盛期】から【ゴッドフレイの征服】に変更
- レナラがカーリア王家を設立した時期を永遠の都の滅亡以降に変更
- 陰謀の夜にライカードの関わりを追加
以下に私がこの旅で知った狭間の地での歴史を年表という形式で記す。
同時代の出来事はいくつか前後が定かではない。
また推測の情報はできる限り入れていない。
新たな事実がわかり次第追記し続ける。
1. 先史時代
- 古代、竜が狭間の地を支配していた。竜王プラキドサクスがエルデの王であり、ファルム・アズラに座していた。黄金樹なき先史時代の主たる古竜は、王を守る、巌の壁であったという
- 竜の神が去り、以後竜王は神の帰還を待つ
- 獣たちが知性を得る。彼らは石を最初の武器にしたという
- 腐れ湖にて朱の腐敗が君臨し、偉大なる王たちがそれに仕える
- 星見が巨人の山嶺で火の巨人を隣人として暮らす
- 玉座に座す白い衣を着た巨人が支配する永遠の都ノクローンとノクステラ、シーフラ河とエインセル河にて繫栄する。このときノクステラの黒い月は、無数の星を従えていた
- 永遠の都、大いなる意志の怒りに触れ、地下深くに滅ぼされた。暗黒の落とし子アステールに襲来され、滅び、黒い月が失われる。遥か彼方、光の無い暗黒で生まれた星の異形アステール。それは永遠の都を滅ぼし、彼らから空を奪った、悪意ある流星である
- 隕石によって石の肌を持つ古種族、白王、黒王が生まれる。彼らは重力を操り隕石を落とし、その力が王と恐れられた。
- 永遠の都、大逆を企てる。それは大いなる意思とその使いたちへの反逆であり、指殺しの刃こそその大逆の証であった。ノクスの民は偽りの夜空を戴き、永遠に待っている。王を。星の世紀、夜の王を。
- 星見の少女レナラが満月と出会い、月の魔術を会得する。
- レナラ、トロルたちと盟約を交わす。彼らは以後カーリアの騎士として人の騎士と共に剣を掲げた。彼らは幼きレナラの盟約の友であった
- レナラ、月の魔術で学院を魅了し、その長となり輝石の騎士たちを率い、カーリアを王家となした。カーリアの女王のはじまり
2. 黄金樹の時代の始まり
- 大いなる意志は黄金の流星とともに一匹の獣を狭間に送り、それがエルデンリングになった
- 稀人マリカ、狭間の外から狭間の地にやってくる
- エルデンリングが女王マリカを神人に選び、女王マリカが神となる。この時、狭間の地のすべてが黄金樹の敵であった
- 戦士ゴッドフレイ、王となるを誓い、女王マリカに祝福される
3. 巨人戦争
- マリカとゴッドフレイ、黄金樹を焼く火の巨人たちに戦争を挑む。巨人戦争勃発
- トロルたち、巨人を裏切り、黄金樹に与す。彼らは味方として黄金剣を与えられた。知性をなくした現代においてなお、金の被膜の剝げ落ちた、みすぼらしい剣を、それでも肌身離さず背負っている
- 火の巨人が破れ、小さい巨人が滅びの火の永遠の番人としてマリカに呪われる。巨人戦争終結
- 滅びの火の僧兵たち、黄金樹を焼く巨人の火の監視者となる
4. ゴッドフレイの征服
- 王都ローデイルが建設される
- 黄金のゴッドウィン、忌み王モーゴット、血の君主モーグが生まれる
- 第一次リエーニエ戦役勃発。赤髪のラダゴンが英雄になる
- 第二次リエーニエ戦役勃発
- ラダゴン、レナラと出会い恋に落ちる
- 結びの教会でラダゴンとレナラが結婚し、第二次リエーニエ戦役終結。黄金と月に勝者はなく、だが贖いと、結びが生まれた
- ラダゴンとレナラの間に、星砕きのラダーン、雪の魔女ラニ、冒涜の君主ライカードが生まれる
- ゴッドフレイ、リムグレイブで嵐の王と一騎打ちをし、勝利する
- モーン攻城戦。復讐の英雄、唯一人となって戦い、ゴッドフレイ王に敗れる
5. ゴッドフレイの追放
- リムグレイブ、ケイリッドをゴッドフレイ軍が占領し、ゴッドフレイ、エルデの王となるが、同時にマリカにゴッドフレイたちから祝福が奪われ、目から祝福の光が褪せたとき、褪せ人になることを宣告される
- ゴッドフレイと付き従う戦士たち、褪せ人として狭間の地を追われる
- ラダゴン、レナラを捨てマリカの空席になった王配の座に就き、二代目のエルデの王となる
- レナラ、ラダゴンに捨てられ狂い、産まれ直しの禁忌に耽る。以後、英雄を欠いたカーリア王家は衰退していく
- 運命の死を持った宵眼の女王、神肌の使徒たちを率いて神狩りを行うが、女王マリカの義弟、黒剣マリケスにより封じられその力は失われる。彼女は指に選ばれた神人だったという
- ラダゴン、黄金律原理主義を提唱し、今までの黄金樹に対する盲信を捨て、理をもって信仰することを宣告する
- 黄金樹の全盛期が到来する
5. 黄金律の全盛期
- ラダゴンとマリカの子、神人ミケラ、ミケラの刃マレニアが生まれる
- 王都ローデイルに大古竜が襲来するが、大古竜を退治。以後大古竜は王都に置かれ続ける。古竜戦役勃発
- 古龍戦役最後の地にて黄金のゴッドウィン、古竜フォルサクスに打ち勝ち、友とする。王都古竜信仰のはじまり
- ラダーン、みすぼらしい痩せ馬とずっと共にあるため、サリアで重力の魔法を修める。その師は、石の肌を持つ白王であった
- ラダーン、サリアを守るため、降る星に一人で挑み、これを砕く。以来、星の運命は封印された
- 大隊商として栄えた商人たちが異教の疑いにより一族郎党捕らえられ、王都の地下深くに生き埋めとなる。そして彼らは絶望の呪詛を唱え、狂い火を呼んだ
- 以後しばらく平和な時代が続く
6. 陰謀の夜
- ラニ、ミケラ、マレニアが神人として二本指に選ばれる。神人とは次の神、女王マリカの後継の候補である
- ラニ、神人になることを厭い、神人として死ぬことを目論む
- 誰が首謀者で誰が関わっていたのかは断定できないが、首謀者の一人としてラニ、実行犯として黒き刃が死のルーンの一部を盗み、黄金のゴッドウィンの魂とラニの肉体を殺害する
- この時、法務官ライカードがラニに協力をしていた
- ラニ、死亡したのち魂だけが人形に宿り、以後姿を隠す
- 黒き刃の長アレクトーは王都からの逃亡時、娘ティシーに守られ逃亡に成功するが、何者かにリエーニエにて封印される
- 黄金のゴッドウィン、肉体だけが残り、死王子と化す。ゴッドウィンの友、フォルサクス、友の内で死と戦い続ける。その戦いに勝利はなく、ただ蝕みだけがあった
- マリカ、何らかの理由でエルデンリングを破壊するが、ラダゴンがそれを修復しようとする。ラダゴン=マリカは黄金樹内にエルデンリングを壊した罰として囚われる
7. 破砕戦争
- エルデンリングからその大きなかけら、大ルーンが生まれ、各デミゴットがそれぞれの大ルーンを保有し、大ルーンをめぐって破砕戦争が起きる
- 第一次ローデイル防衛戦。君主連合、内から瓦解し敗軍となる。血の陰謀、その痕跡あり。接ぎ木のゴドフレア、古竜の騎士クリストフによって捕らえられる
- 第二次ローデイル防衛戦。忌み鬼、英雄の屍を築く。黄金樹に揺らぎなし
- 火山館攻略戦。穢れた者たち、疾病、冒涜。名誉なく、終わりもない惨戦。ライカード、冒涜を行い土地が穢れる。
- マレニア南進する。ミケラの刃、貴腐の騎士、その翼を阻むものなし
- 黄金のゴドリック、屈辱の戦。ミケラの刃に、散々と敗れ、ひれ伏し、許しを請う
- 破砕戦争最後の戦いであるエオニアの戦い。ラダーン、マレニアと相討ち、朱い腐敗の花が咲き誇る。以後ケイリッドは朱い腐敗に汚染され、ラダーンは砂漠を一人正気を失い彷徨い歩く。マレニアは貴腐の騎士フィンレイに聖樹のもとへ運ばれ、以後兄ミケラを待ち続ける
8. 最初の褪せ人たち、円卓
- 大いなる意思、デミゴットたちを見捨て、祝福の導きを褪せ人たちにもたらす。
- 褪せ人、バルグラムたちが円卓を訪れる
- 円卓が結成される。この時の二本指は力強く、また雄弁であった。
- 百智卿ギデオン・オーフニール、円卓に書斎を構える。彼は識ることの終わりなきを知ってなお、識ることを望んだ
- 死衾の乙女フィア、円卓に居を構える。貴き方を蘇らせられずに、祝福によって蘇らされ故郷を追われた彼女は、それでもなお死衾の乙女であることを望んだ
- エルデの王に最も近づいた褪せ人の一人、ヴァイクが突然王都の奥深くにもぐり、狂い火に焼けただれる
- 王たる英雄の鎧に相応しき男ベルナール、彼の巫女が火に身を投げたことにより二本指を見限り、以後背律者となり、褪せ人を襲うようになる
- 異端の魔術師アルベリッヒ、円卓のために舌に狂う
- 様々な理由で円卓から人が消えていった
9. 現代
- 狭間の地に一人の褪せ人が流れ着く
こういうまとめ、めっちゃありがたいです!
返信削除感想ありがとうございます。
削除参考になれば幸いです。
冒涜の爪にライカードが陰謀の夜に関与した事を匂わせるテキストがありますね。
返信削除そうですね。
削除ラダーン以外のカーリア王家の人たちは黄金樹が嫌いだったみたいです。
ライカードについても記述を追加しておきます。
ありがとうございます。