考察:神授塔の中心にあるもの。神授塔の役割とは何か?




しばらく重いテーマを扱っていたので、本稿では軽いテーマを考える。

内容は、神授塔の中心にあるもの、だ。


神授塔をご存知だろうか?

各地域にそれぞれ存在する6本の天をも貫く塔、それが神授塔だ。

各塔の頂上には二本指の死骸と、大ルーンの力を回復するためのエネルギーが存在している。

この神授塔だが、配置を見るとなかなか興味深い。

下の地図1を見てほしい。

各神授塔を赤い丸で囲った地図だが、何か見えてくるものはないだろうか?

私には、綺麗な六角形を描いて配置されているように見える。


地図1 各神授塔の位置


ここまできれいに配置されていると、おそらく意図的なものだろう。

そして、その中心を見ると、雲で覆い隠されている。

さて、ここには何が隠されているだろうか?

それについて考えたい。


とはいえ、今回は確証が一切ない。

情報が不足しすぎているからだ。

なので予想になるのだが、私はここに大いなる意志が存在しているのではないかと思っている。


そう考えた理由は円卓にいた二本指だ。

彼は大いなる意志の指令を聞くために、今はずっと佇立して微動だにしない。

下の図1のような感じでだ。


図1 佇立する二本指


私はこれを受信機、異界の知識で言うところのアンテナのようだと感じた。

大いなる意志の声を聞くためのアンテナ。

だとしたら、綺麗に六角形の形に配置をされていている理由は、なるべく中心から等距離に二本指を配置したかったからではないか?

そして二本指が大いなる意志の声を聞くためのアンテナで、そのために等間隔に配置されているとしたら、その声の主、大いなる意志はその各塔の中心に存在するのではないか?

そう考えた。


確証は上述したように一つもない。

だが二本指がアンテナ。

そしてアンテナが存在するなら電波塔も必要だ。

なるべく発信地から均等な距離にあって、高い場所に存在する塔……

そう、神授塔だ。

そう考えると、六個の神授塔の中心には大いなる意志が存在していて、その声を神授塔にいる二本指が受信し、神授塔がその声と力を拡散する

そう考えると理屈が通る。

図にしてみると以下の図2のような形だ。

絵心がないので雑な図なのは許してほしい。

この中心の丸に大いなる意志はいるのではないか?


図2 拡散する大いなる意志の声と力


そして、神授塔にはなぜエネルギーが残っているかという疑問の答えにもなる。

声と力を拡散するための中継地点で、遺骸とはいえアンテナである二本指がまだ残っているから、まだその場に力が残っている。

だから大ルーンの力を回復することができた。


ならば神授塔の役割も明らかだ。

神授塔は大いなる意志の声と力を増幅し、拡散させる装置

その力で、ブライヴを操った。

大いなる意志の力が電波のようなものだからこそ、イジーの鏡兜のような、鏡で防ぐことができた。

そういうことなのではないだろうか?


結晶鏡で作られた兜

軍師イジーが、肌身離さず被っていた

割れやすく、打撃には弱い

それは、大逆に従う者の装束であり

大いなる意志と、その使いたる指の

あらゆる干渉を跳ね除けるという

イジーは恐怖していたのだ

自らの裏切りを


まとめ

まとめよう。
  • 神授塔は綺麗な六角形に配置されていて、その中心は雲で隠されている
  • 神授塔には二本指がいて、そこにエネルギーがたまっている
  • 二本指がアンテナ、神授塔が電波塔と考えたら、その中心には大いなる意志がいるはず
  • 電波塔としての機能を多少は残しているからこそエネルギーがまだ残っていて、電波のような形で拡散するからこそ、イジーの鏡兜のような装備で防ぐことができたのではないか

今回は確証は一つもない。
なので予想になるのだが、あながち的外れではない、と感じている。
そのうちあの雲で隠された場所にも行けるようになるのだろうか?
いずれ探索したいものだ。






コメント

  1. ひとつ気になるところがありますが、黄金樹の幹、その下の延長線も雲に向かっています…

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    返信
    1. そうですね。
      自分も最初は黄金の流星が雲のあたりに落ちたのかな、と思ったんですが、名も無き永遠の都の場所に祈祷:エルデの流星が落ちていて、それで名も無き永遠の都が滅びたのだと考えると、やっぱり違うかな、と今は思っています。
      大樹根は四方に伸びていますしね。

      削除

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